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脳の個性は、世界に一つだけ 創造性を高めるハーマンモデルとは?


ハーマンモデルで、あなたの個性を知る

------まずハーマンモデルとはどういうものなのか、ご説明いただけますでしょうか。

ハーマンモデルとは、ノーベル賞受賞学者ロジャー・スペリーの大脳生理学理論と、ポール・マクリーンの三位一体脳モデル。この2つの理論に基づき米国GE社の能力開発部門責任者だったネッド・ハーマンが開発したシステムです。使い方としては、3つあります。まず自分を知るということ。2つめはコミュニケーションを含めて、お互いを知るということ。そして3つめは、創造的な組織開発もしくは組織の創造性の開発です。

------ハーマンモデルでは、思考パターンなどを4通りに分類していますよね。これは、先天的なものが大きいのでしょうか。

ハーマンの理論では、DNAが3割で環境が7割といわれています。一卵性双生児でも、その後にどのような教育を受けて、どのような仕事をしてという環境次第で変わってきます。つまり脳は変われるということです。筋肉と同じく、脳内の神経細胞やネットワークは使えば発達するし、使わなければ衰える。自分の将来のため、会社のために、自分の特性部分はもちろん、それ以外も伸ばしていこうと努力すれば自然と能力がついてきます。ハーマンモデルが広く受け入れられているのは、こうした理由なのでしょう。

------ハーマンモデルとほかの能力開発との大きな違いは何でしょう。

他のツールでは「ここを直した方がいい」という傾向のものが多いですが、ハーマンは、「あなたの個性はこういうものだから、ここを伸ばしたほうがいい」のが基本です。脳の個性は「世界でひとつだけ」とネッド・ハーマンは言っています。まずは自分を知り、その上で自分の個性に自信を持つことが大切なんです。特に今の若い人たちにとっては、大切なことだと思います。

------どういった人に、ハーマンモデルに参加してほしいですか。

大手企業の人材アセスメントや採用では、古くから活用されていましたが、企業の能力開発の担当者や、ミドルマネージメントクラスにおすすめしたいです。「会社が○○な人間を求めているから、こういうふうに努力しろ」というように上から下ではなくて、ハーマンは個人が前提です。多様性があることで、創造性が高まり競争力がつくという欧米では当たり前の流れを、まだまだ日本では理解できていないところがあります。さらなる国際競争力を身につけるためにも、ハーマンモデルを理解し活用していってもらいたいですね。

半澤道夫

【略歴】
(株式会社ハーマン・インターナショナル・ジャパン 代表取締役)
東京大学法学部卒、ハーバード大学経営学修士。
三菱レイヨン社長室課長、大塚製薬海外企画室長、(株)サトー常務取締役国際本部長、経営コンサルティング会社副社長を経て、1997年(株)ハーマン・インターナショナル・ジャパンを設立。
日本ナレッジマネジメント学会員、共著『よくわかるナレッジマネジメント』
法政大学エクステンション・カレッジ講師
※ハーマンモデルWEBサイトより引用

聞き手:佐藤考二(株式会社マーズデザイン WEBディレクター)
大手WEB制作会社にて大規模なサイトのディレクションを行う。 きめ細やかいスケジュール更新とプロジェクトマネージメントで、大手企業のWEBディレクションでクライアントから高い評価を得ている。 マインドマップを活用した新しいWEBディレクション方式でプロジェクト全体を管理することが強み 留学経験を活かし、英語圏のWEBディレクションなどの担当も可能 Mindjet主催Mindmap導入コース修了 趣味:クラシックギター(WEBディレクターブログ

【第1回】ハーマンモデルで世界で一つだけの個性を知る
【第2回】WEB制作でお問い合わせを増やす方法
【第3回】21世紀型の企業とリーダーを育てる方法(前半)
【第4回】21世紀型の企業とリーダーを育てる方法(後半)

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